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IBF(国際ボクシング連盟)女子ライトフライ級チャンピオンで、6度目の防衛戦をチャレンジャーの地元メキシコで迎える柴田直子(ワールド)が日本時間の4日、メキシコで前日計量を終えた。柴田は48.8kgでクリア。挑戦者のアロンドラ・ガルシア(21)は、48.0kgで計量をパスした。女子ボクシングが盛んなメキシコにあって、絶大な人気を誇る21歳の美人ボクサーは、3年半越しのリベンジに燃えている。
柴田直子(ワールド)
初戴冠から3年半の間に防衛戦を5試合クリアしてきたチャンピオンだが、前回ガルシアと対戦したのが戴冠試合となった王座決定戦。2015年11月に後楽園ホールで行われた試合だ。男子に比べて海外遠征の機会が多い日本のトップ女子選手だが、意外にも柴田が海外で防衛戦を迎えるのは今回が初めて。「絶対勝ちます」と返り討ちに自信を見せるチャンピオン陣営。時差15時間先のメキシコから届けられる吉報を待とう。
アロンドラ・ガルシア(メキシコ)
一方、3年半前の対戦後、3-0の判定結果に不満を口にした当時18歳のガルシアは、着実に戦歴を重ねている。前回の柴田戦以降、世界挑戦も2度経験し、今回が通算4度目のチャレンジとなる。地元有利と言われるメキシコでの大一番。さあ、どっちが強い?