WBOアジアの日本人王者は8人に

　WBOアジア・パシフィックランキングが26日までに更新され、新たにライトフライ級の堀川謙一(SFマキ)、スーパーフェザー級の伊藤雅雪(伴流)、ライト級の荒川仁人(ワタナベ)が王座に就き、これで日本人チャンピオンは全17階級中7人、スーパーフライ級暫定王者の川口勝太(堺東ミツキ)を含めると8人になった。また、軽量級から重量級まで12選手がランク入りし、日本勢のアジアでの存在感を示す結果となった。

　ミニマム級は、26日にWBO暫定王座決定戦を行う福原辰弥(本田)が5位から消えたが、新たに空位の日本王座を争う1位の小西伶弥(真正)と日本2位の谷口将隆(ワタナベ)がそれぞれ5位、6位に、日本10位の平井亮輝(千里馬神戸)が15位に入った。

　堀川が新チャンピオンとなったライトフライ級は、OPBF東洋太平洋&日本王者の拳四朗(BMB)が2位から1位に上がり、堀川との決定戦に敗れた板垣幸司(広島三栄)は3位から11位。また、久田哲也(ハラダ)が5位から3位にジャンプアップし、新たに日本同級3位の角谷淳志(金沢)が6位にランクされた。

　バンタム級は前日本王者の益田健太郎(新日本木村)が3位から2位に上がり、スーパーバンタム級は日本王者となった久我勇作(ワタナベ)が4位に入った。
　スーパーフェザー級は、OPBF王者の伊藤との統一戦に敗れた前王者の渡邉卓也(青木)が10位に落ちた。

　先月の試合で荒川が王座に就いたライト級は、荒川が返上した日本王座を獲得した土屋修平(角海老宝石)が4位から3位に上がり、土屋の指名挑戦者、西谷和宏(VADY)が4位にランク。　
　スーパーライト級は、前日本王者の岡田博喜(角海老宝石)が3位から2位に上がり、新たに今月の決定戦で日本王者となった麻生興一(三迫)が4位に入った。

　ウェルター級は渡部あきのり(角海老宝石)と矢田良太(グリーンツダ)が5位、12位から消え、替わって永田大士(三迫)が4位、日本王者の有川稔男(川島)が6位にランクされた。
　スーパーウェルター級は丸木凌介(天熊丸木)が4位で復活したが、5位の切間庸裕(折尾)がランク外に落ちた。
　ミドル級は、日本正規王者の西田光(川崎新田)と元王者の淵上誠(八王子中屋)がそれぞれ5位、6位から圏外となり、新たにOPBF王者の太尊康輝(六島)が3位、日本暫定王者の胡朋宏(横浜光)が5位に入った。
　最後にスーパーミドル級は、元OPBF王者の松本晋太郎(ヨネクラ)が6位から4位にアップした。