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3月10日(金)に後楽園ホールで開催される「A-sign.Bee1」で約3年ぶりに国内のリングに登場する元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25=協栄)が1日、都内の所属ジムで練習を公開した。IBF世界スーパーバンタム級8位のマイク・タワッチャイ(31=タイ)と対戦する和毅は1年間に及ぶフィジカルトレーニングの成果を発揮し、亀田興毅チーフトレーナーが持つミットに力強いパンチを叩き込んだ。和毅は今回が後楽園ホール初参戦。
練習前の会見
会見の冒頭、金平桂一郎協栄ジム会長は「当初のプラン通りに順調に進んでいる。次の試合の結果を踏まえて世界2階級制覇を視野に入れて動いていく」。「相手の都合もあるので誰とは決めていないが、夏頃、スケジュールの合うチャンピオンに挑戦させてもらえたらと思う」と今後の展望を語った。
1年後の成長が楽しみ
試合を40日後に控えた和毅は「先週は走り込みでしっかり追い込むことができたので今週から実戦練習に入っていく。次の試合をクリアしないことには先がないので、良い内容で勝ちたい」とまずは目の前の試合に集中すると話した。
これからが和毅の黄金期に入る
数日前からグローブをつけた練習をし始めたという和毅は対戦相手の動きを想定した興毅チーフトレーナーのミットにめがけて強烈なワンツーを打ち込み、パワーアップをアピールした。パンチを受けた兄の興毅チーフトレーナーは「以前はフックが開いていたりしたのだが、松栄勲先生と一からベースを作り修正してきた。今日も最短距離で急所をめがけて打ってきた。ようやくスタートラインに立ったので、ここからどれだけ上積みできるか」と弟の成長に納得の表情を見せた。
充実した練習を見せた