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WBA(世界ボクシング協会)フェザー級スーパー王者カール・フランプトン(29=英)対前王者レオ・サンタ・クルス(28=メキシコ/米)のタイトルマッチ12回戦は28日(日本時間29日)、米国ネバダ州ラスベガスで行われた。また、この日はダブル世界戦としてデヤン・ズラチカニン(32=モンテネグロ)対ミゲール・マイキー・ガルシア(29=米)のWBC(世界ボクシング評議会)ライト級タイトルマッチも行われた。
〇レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
12回判定(2対0)
×カール・フランプトン(英)
〇ミゲール・マイキー・ガルシア(米)
3回2分21秒KO
×デヤン・ズラツカニン(モンテネグロ)
フェザー級タイトルマッチは昨年7月の初戦の続きのような展開で始まったが、前回に負けているサンタ・クルスが丁寧に左ジャブを突いて出たのが印象的だった。フランプトンも動きながら攻防を組み立てて応戦した。中盤、サンタ・クルスが相手のボディも攻め、微妙なポイントを掠め取っていった。終盤に入っても競った戦いが続き、両者とも決定的なシーンをつくり出せないまま12回を戦い終えた。採点はジャッジ二者が115対113でサンタ・クルスを支持、もうひとりは114対114のイーブンだった。半年で返り咲いたサンタ・クルスは35戦33勝(18KO)1敗1分。初防衛に失敗したフランプトンはプロ24戦目で初の敗北となった(23勝14KO1敗)。
12回判定(2対0)
×カール・フランプトン(英)
〇ミゲール・マイキー・ガルシア(米)
3回2分21秒KO
×デヤン・ズラツカニン(モンテネグロ)
フェザー級タイトルマッチは昨年7月の初戦の続きのような展開で始まったが、前回に負けているサンタ・クルスが丁寧に左ジャブを突いて出たのが印象的だった。フランプトンも動きながら攻防を組み立てて応戦した。中盤、サンタ・クルスが相手のボディも攻め、微妙なポイントを掠め取っていった。終盤に入っても競った戦いが続き、両者とも決定的なシーンをつくり出せないまま12回を戦い終えた。採点はジャッジ二者が115対113でサンタ・クルスを支持、もうひとりは114対114のイーブンだった。半年で返り咲いたサンタ・クルスは35戦33勝(18KO)1敗1分。初防衛に失敗したフランプトンはプロ24戦目で初の敗北となった(23勝14KO1敗)。
ライト級でも新王者が誕生した。小柄なズラチカニンが追い、ガルシアが足をつかいながら迎え撃つという予想どおりの展開となったが、勝負は3回に決まった。王者が伸び上がるようにして前進するなか、ガルシアは右アッパーで相手の上体を起こし、体が伸びたところに右ストレートを強打。これを浴びたズラチカニンは後方に弾かれるようにダウン。その瞬間、立てないことが分かるほど痛烈なダウンだったため、レフェリーは即座にストップした。3階級制覇を成し遂げたガルシアは36戦全勝(30KO)。初防衛に失敗したズラチカニンは23戦22勝(15KO)1敗。