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スーパーフェザー級のWBC(世界ボクシング評議会)タイトルマッチ、王者フランシスコ・バルガス(32=メキシコ)対WBO(世界ボクシング機構)暫定王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)、その勝者に対する指名挑戦者決定戦、前王者で現1位の三浦隆司(32=帝拳)対2位ミゲール・ローマン(31=メキシコ)の12回戦2試合は28日(日本時間29日)、米国カリフォルニア州インディオで行われる。試合前日の27日、4選手は計量に臨み、いずれも130ポンド(約58.9キロ)を下回ってパスした。
最初に電子体重計に載ったローマンは129.2ポンド(約58.6キロ)、続いて秤に載った三浦は129.8ポンド(約58.8キロ)だった。闘志をむき出しにした表情をみせるローマンとは対照的に、三浦ははやる気持ちを抑えるように無表情を貫いた。その後、ふたりはカメラマンの要望に応じて壇上で向き合い、10秒ほどで離れた。戦績はサウスポーの三浦が35戦30勝(23KO)3敗2分、3度目の世界挑戦を目指すローマンは67戦56勝(43KO)11敗。オッズは19対16で三浦有利と出ている。
ダブルメインに出場するバルガスは129.6ポンド(約58.7キロ)、ベルチェルは129.8ポンド(約58.8キロ)だった。15年11月に三浦から奪った王座の2度目の防衛を狙うバルガスは25戦23勝(17KO)2分、ベルチェルは31戦30勝(27KO)1敗。こちらもオッズは接近しており、11対8でバルガス有利と出ている。