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WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者マニー・パッキャオ(38=比)への挑戦を4月23日に控えるジェフ・ホーン(28=豪)の共同プロモーター、ドゥコ・イベンツのディーン・ロナーガン氏が、開催地決定の後押しとしてオーストラリアのクィーンズランド州政府に150万ドル(約1億7200万円)の援助を要請している。パッキャオ対ホーンは試合日は決定しているものの現時点では開催地が決まっていない。
パッキャオ対ホーンはオーストラリアの複数都市のほかアラブ首長国連邦のドバイなども候補に挙がっているが、オーストラリアのクィーンズランド州ブリスベンのサンコープ・スタジアムでの開催が最有力とみられている。今回の後援要請はそれを確定させるための資金確保が狙いと思われる。ロナーガン・プロモーターは「ホーンは学校の教師もしている模範青年で、ブリスベンを世界にアピールするチャンス」と話している。同氏は昨年12月にWBO世界ヘビー級王者になったジョセフ・パーカー(ニュージーランド/米)の共同プロモーターも務めており、その王座決定戦の際にはパーカーの両親の出身地であるサモアの政府の後援をとりつけた実績がある。