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2月9日(木)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催される予定の大阪帝拳ジムのイベント「ドラマチックボクシング.74」が延期されることが17日、大阪帝拳で発表された。セミファイナルで石橋俊(仲里)と初の8回戦に出場を予定していた辰吉寿以輝(20=大阪帝拳)が練習中に左拳を痛め試合を延期したためと大阪帝拳の吉井寛会長から報告された。
右:吉井寛会長
会見の冒頭、吉井寛会長は「2月9日に、初の8回戦を予定していました辰吉が練習中に左拳の人差し指と中指の間の靭帯を断裂する怪我を負い、医者からは6週間の加療が必要と診断があり、試合を延期することにいたしました。石橋選手の陣営にもお伝えして了解を得ております。そして今回の興行ですが、辰吉がこのようなことで試合を延期したので 、残りが24ラウンドと少ないため各関係ジムにご連絡させていただき、興行自体は中止とさせていただきました」と経緯が報告された。「辰吉の次戦について報告したいところですが、年度末が重なっているため、まだ会場のスケジュールが取れておりません。怪我自体は練習で体を動かせないわけではないので徐々に動いて手が完治したところで早めに復帰させるつもりでいます。まだ何も決まっていませんが、希望は4月か5月には試合をさせたいとおもっています」と春以降の復帰を示唆した。
早く治しますと辰吉
会見に同席した辰吉は元気のない様子で「ただただ、相手の人にも周りの人にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。怪我は金曜日のスパーリングで左フックを(練習相手の)おでこに当ててしまってブチブチと聞こえました。家に帰って指が動かなくなり昨日病院に行ってきました」と俯き加減で語った辰吉だが、会見の最後は「早く治して試合をします」と少し元気を取り戻した。
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