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有明コロシアムでの激闘から一夜明けた大晦日、WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(23=大橋)、IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(33=同)、プロ2戦目を勝利で飾ったロンドンオリンピック銅メダリストの清水聡(30=同)が横浜市内の所属ジムで会見を開いた。
拓真にも良いところを見せられた
前WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(36=ワタナベ)に完勝した井上は「怪我なく試合を終えることができたのが一番良かった。これで次に向けて不安なく練習ができる。ただ、課題も見えたので修正していきたい」と試合を振り返った。来年、WBC世界同級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との世紀の一戦が期待が膨らむが「もちろん対戦したいが向こうにもプランがあるのでタイミングや流れだと思う。スーパーフライ級は自分のボクシングができなくなるまでやっていきたい」とコメントした。
娘の声援がよく聞こえた
サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)を相手に終始ペースを握り、最終ラウンドにKO防衛した八重樫は「KOは結果論で判定勝ちでも良かった。陣営のGOサインが出たのでプロとして出た。TKOだったがそれまでの過程で甘い部分があるので点数をつけるとしたら72点。あの程度で満足していてはダメ。決して高評価ではない」とさらなる高みを目指していくとした。次戦は暫定王者のミラン・メリンド(フィリピン)との王座統一戦が有力だが「相手が決まっている方が目標設定ができるのでやりやすい」と語った。
デビュー戦より良かった。
デビュー戦に続きKO勝利で年内最後の試合を締めた清水は「パンチをもらわない基本的なことがやっとできた試合。調子が良い時の5割くらい戻ってきた。来年あと5割をどう戻していくか。会長からは来年は勝負の年と言われているので腹を括っていきたい」と決意を口にした。
最高の気分。より強い大橋ジムにしていきたい