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大阪市内の井岡ジムで28日、WBA世界フライ級暫定王者のスタンプ・ギャットニワット(18=タイ)が練習を公開した。今年一番の寒気が降りた昨日、大阪入りしたスタンプは「日本は寒いが調整は問題ない、私が王座を統一する」と意気込んだ。
スタンプは大晦日、島津アリーナ京都(京都府立体育館)で4度目の防衛戦を迎えるWBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)と王座統一戦のリングで拳を交える。
スタンプは大晦日、島津アリーナ京都(京都府立体育館)で4度目の防衛戦を迎えるWBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)と王座統一戦のリングで拳を交える。
タイ国期待の若き暫定王者
練習前に会見を開いたスタンプは「海外で試合をするのは初めてで、日本はとても街が綺麗だと思った。イオカは強いチャンピオンだと思うが、私の右はイオカより強い。敵地だし、判定は考えていない、KOで私がタイの人々を喜ばせる」と静かに闘志を燃やした。「体重もあと1kgぐらいだし、問題ない。タイで充分調整はして来たので早く試合がしたいね」と練習に向かった。
デンカオセーン トレーナー
同行している元世界王者のデンカオセーン・カウアウイチットトレーナー(40)は「彼はまだ若く経験はないが、右のパンチは充分KOできるものだと思う。特にパンチを出すタイミングの良い選手だね。僕がセコンドに着くのでしっかりアドバイスしたい」と世界戦を含め日本人とは11度の対戦経験のあるデンカオセーンは、自身の経験を生かすと話した。
重いパンチを打ち込む
練習は3ラウンドのシャドーとミットを3ラウンド。デンカオセーントレーナーを相手に1ラウンドのマススパーリングで練習を打ち上げた。スタンプは練習後笑顔で報道陣と握手をかわし宿泊先のホテルに戻った。