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WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者の近藤明広(31=一力)が12日(月)に後楽園ホールで開催された「FIGHING BEE19」のメインイベント、62.0kg契約8回戦に出場。パランペッチ・シスパーサク(18=タイ)とノンタイトル戦で拳を交えた。
キャンバスに沈めた
開始から近藤は丁寧にジャブを突き、顔を弾くと早くも主導権を掌握。3ラウンドにロープに詰めて左ボディでダウンを奪った。立ち上がったがダメージの残るパランペッチに再び左ボディを突き刺し2度目のダウンを演出。苦悶の表情を浮かべるパランペッチにレフェリーは10カウントを数え上げた。
気持ちを抑える練習をしてきた
格の違いをみせる豪快な勝ちっぷりを見せた近藤は「前に突っ込む癖があるのでセコンドにしつこく言ってもらい、バランスの良いボクシングを心掛けた。来年は強い選手と戦っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。現在IBFスーパーライト級5位につけている近藤は当初12月に海外でIBF同級挑戦者決定戦の話がきていたがこれは実現せず。そのため本人がノンタイトル戦を希望したという。
一力ジムは3月に現在保持しているWBOアジアパシフィック王座の初防衛戦、5月に前日本同級王者の岡田博喜(27=角海老宝石)を相手に防衛戦を行いたいと語った。
一力ジムは3月に現在保持しているWBOアジアパシフィック王座の初防衛戦、5月に前日本同級王者の岡田博喜(27=角海老宝石)を相手に防衛戦を行いたいと語った。