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15日、後楽園ホールで行われたDANGAN171
のメインでは、元日本ウェルター級王者の新藤寛之(30=宮田)と元日本ミドル級王者の佐々木左之介(29=ワタナベ)がスーパーウェルター級8回戦で激突。4月にタイトルを奪われ、この試合が階級を上げての再起戦となった長身のサウスポー新藤は、初回から左を当て続け主導権を握った。
ダメージを考慮しタオルが投入
3回、強引に詰めた佐々木の左フックがヒットし倒れた新藤だが、4回以降は再び左ストレート、右フックで攻勢に立った。すると被弾が多く、スタミナも切れ始めた佐々木にセコンドからタオルが投入され、新藤が7回43秒TKO勝ちで再起に成功。佐々木は13年2月にタイトルを奪われて以降、勝ち星に恵まれず5連敗となった。
苦しい試合だったと新藤
試合後、元日本王者対決を制した新藤は安堵の表情を見せつつも「課題の多い試合でした」と反省。それでもダウンした3回以外はフルマークの内容に「結果がついたことには満足している」と喜び、今後はスーパーウェルター級で力をつけ2階級制覇を目指すと誓った。
採点表