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あした開催される日本ウェルター級チャンピオン有川稔男(川島)の初防衛戦の前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。挑戦者は今年1月に開催された同王座決定戦で、新藤寛之(宮田)とベルトを競ったが、掴みそびれた大川泰弘(ワタナベ)。この試合で初戴冠を果たした新藤は4月、有川に初防衛を阻止された。幸運にも大川は今回、間接的だがリベンジのチャンスを手に入れた。
日本ウェルター級タイトルマッチ
先に計量台に乗ったのは背筋に眼を見張るものがあったチャンピオン有川稔男(川島)。100グラムアンダーの66.5kgで一発クリアした。
有川稔男(川島) 66.5kg
「筋肉の量が増えたから計量が終わってホッとしている。ここ、2〜3年で一番完璧な出来で充実したトレーニングができた」と計量を終えて一息ついたチャンピオンは、挑戦者に関して「自分のことをよく研究してきている相手で苦手なタイプだが、それだけやりがいがある。この3年でどれだけ成長したか見せたい」と初防衛に向けた意気込みを語った。
大川泰弘(ワタナベ)66.6kg
一方、先に会場入りしていたチャレンジャーの大川泰弘(ワタナベ)はリミットの66.6kgで計量を終えた。
大川泰弘(ワタナベ)
「今月の17日に息子が4歳の誕生日を迎えるので、プレゼント代わりに勝って息子をリングに上げたい。娘も生まれたしここで自分が負けて水を差すわけにはいかない」と気合いを入れると、チャンピオンの有川稔男に関して「自分に負けてから強くなって自信もつけているだろうから別人だと思って戦う。初回から圧力をかけてくるのはわかってるので当てさせないでこっちが一方的に殴るだけ」と抱負を語った。