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8日の後楽園ホールで開催された「DANGAN170賞金マッチ」のメインイベント、ライト級4回戦では横山雄一(26=帝拳)と中野和也(30=花形)が対戦した。ハードパンチャー同士の試合は初回からスリリングな展開となった。
横山がキャンバスに沈めた
横山がジャブ、ワンツーで攻め込んでいくがサウスポー中野もガードを固めて左ストレートで対抗。2回、距離が詰まり鋭いパンチの交換となったが、横山の右が入り先制のダウンを奪った。ダメージの残る中野は勝負をかけるが、横山は右ショートで2度目のダウンを演出。最後も右ストレートを振り抜き3度目のダウンを奪うとレフェリーは迷うことなく試合を止めた。
リング上にいた横山がMVPを獲得
全試合終了後にMVPの発表が行われたが、最後の試合で痛烈なノックアウト勝利を収めた横山が賞金50万円と高級腕時計をゲットした。
合計で65万円を手にした
KO負けして以来、約1年ぶりの再起戦を勝利で飾った横山は「力まないで打つこととフェイントを心掛けていた。パンチはよく見えていた。倒した右ストレート、それに左フックも感触があった」と胸を張った。2ラウンドKO勝利の賞金15万円とMVP賞金50万円の合計65万円を手にした横山。使い道はとの
問いに「賞金は使わないで貯金します!」と口にし、今後に関して「小山和博トレーナーとこれからも目の前の試合を勝っていき、日本ランキングに戻れるように頑張りたい」と来年の目標を掲げた。