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明日25日に後楽園ホールで開催される「DANGAN168 Tomorrow's Champion32」のメインイベント、日本フライ級タイトルマッチに出場する王者の粉川拓也(31=宮田)と同級4位の新井雄大(24=渡嘉敷)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、両者ともリミットの50.8kgを一発でクリア。明日の対決に向け意気込みを語った。
この試合の模様は動画配信サービスBOXINGRAISE(http://boxingraise.com/ 月額980円)でライブ配信され、ゲスト解説に日本フライ級3位の長嶺克則(25=マナベ)が出演する。
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タイトル初挑戦の新井はリミット
15戦目で王座初挑戦のチャンスを掴んだサウスポーの新井は計量後、特製ココアをゴクリと飲み一息ついた。「チャンピオンになるための練習を妥協なくやってきた。やり残したことはない。満足している」と自信を示すと、「相手のペースに飲み込まれず、チャレンジャーらしく攻めて少ないチャンスをモノにしたい。番狂わせを起こし必ずスターになる。スターは倒して一発で獲る」と闘志を燃やした。
安定王者は100gアンダー
一方、4度目の防衛戦に臨む安定王者は、若武者新井を「スピードがあって良い選手」と評価しながらも、明日の一戦をステップアップのためのアピールの場と捉えた。サウスポー対策も万全で「当たれば倒せる」とKO決着をにおわせたが、「前回は狙いすぎてダメだった」と反省し、今回は油断なく力まずに戦うと心がけた。
KO決着が十分に期待される新旧の意地を懸けた王座戦。ランカー2戦目でビッグチャンスを掴んだ新井が世代交代をはたし、渡嘉敷ジムに初の日本王座をもたらすことができるのか。それとも王者の粉川が抜群の安定感を発揮し、世界をアピールするのか――。注目の一戦は明日ゴング!