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山中慎介(34=帝拳)が世界王座に君臨するWBCのバンタム級で2位にランクされるメキシコのホープ、ルイス・ネリーが22日(日本時間23日)、メキシコのバハカリフォルニア州ティファナで3度の世界挑戦経験を持つリッチー・メプラナム(29=比)と対戦した。
サウスポー同士の試合だったが、初回からネリーが積極的に仕掛け、手数でメプラナムを追い立てる。左ストレートのカウンターを狙うメプラナムだが、2回には逆にネリーの左ストレートを浴びてダウン。立ち上がって試合は再開されたが、再びネリーの左でメプラナムがダウン。今度は立ち上がれなかった。7月に元WBA世界スーパーフライ級暫定王者のダビド・サンチェス(メキシコ)に4回終了TKO勝ちを収めているネリーは21戦全勝(KO)。WBAで6位、WBOでも10位にランクされているが、最もランキングの高いWBCに標的を定める可能性が高く、山中にとっては脅威の存在になりそうだ。
ハビエル・メンドサ
セミファイナルには前IBF世界ライトフライ級王者のハビエル・メンドサ(メキシコ)が出場、元メキシコ王者のウリセス・ララと対戦した。サウスポーのメンドサは2回に左フックでダウンを奪うなど優勢だったが、4回にララのボディブローを浴びてガードが下がり、そこに右ストレート、左フックを浴びてダウン。立ち上がって試合は再開されたが、連打を浴びて足がもつれ2度目のダウンを喫した。今度はレフェリーがカウントを途中で止めた。世界挑戦の経験を持つララは33戦17勝(10KO)14敗2分。昨年12月、八重樫東(大橋)に王座を追われたメンドサは、これが10ヵ月ぶりの再起戦だった。29戦24勝(19KO)4敗1分。