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前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者"KOダイナマイト"内山高志(36=ワタナベ※試合時37歳)の復活が正式決定! 21日にテレビ東京本社で会見が開かれ、12月31日(土)の東京・大田区総合体育館で内山からタイトルを奪取したジェスレル・コラレス(25=パナマ)とダイレクトリマッチを行うことが発表された。当日はダブル世界戦として同門のWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(29)が、同級3位カルロス・カニサレス(23=ベネズエラ)を迎え5度目の防衛戦を行う。※試合の模様は当日ゴールデンタイムにテレビ東京系列で全国中継される。
4月のコラレス戦
4月の衝撃KO負けから8ヶ月の短期間で再戦のチャンスを掴んだ内山は、まずはじめに試合を決めてくれた会長ならび関係者に感謝の意を伝え、「必ず勝ってリベンジをはたす」と強く誓った。前回はサウスポーのコラレスに立ち上がりをつかれ、立て直そうとした矢先の2ラウンドに左フックで一度目のダウン。再開後、右構えにスイッチしたコラレスの左右を浴びスリップ気味のダウンを追加され、最後は追撃の左で崩れ落ち、WBAルールの1ラウンド内3ノックダウンでKO負けを喫した。
今度はしっかりと準備する
再戦にあたり内山は、「(KO負けしたコラレスに対して)怖さはまったくない。どう借りを返そうかと楽しみの方が強い。世界挑戦した時と同じぐらいのモチベーションがある」と不安を微塵も感じさせずにリベンジできることへの喜びを口にした。前回の敗因については「油断したつもりはないが、相手の勢いに飲まれ不用意なカウンターをもらってしまった。タイトルを11度連続防衛した慣れもあった」と分析。「あれから何で負けたのかをずっと考え、映像を見直しイメージしてきた。今回はフィリピンからパートナーを呼んでスパーリング重視の練習を重ね、しっかりと戦略を立てる。先のこと(海外進出)を考えるよりもコラレスとの試合に集中する。今回の僕はあくまでもチャレンジャー」と気持ちを引き締めた。
ともに勝って新年を迎える
27戦目にしてプロ生活初の再起戦となる内山だが、アマチュア時代には3回ほど経験。「大学時代の再戦は全部勝っている。リベンジするのが好きだった」。やられたらやり返す主義の内山は、万全の準備体制を敷き世界王者への返り咲きを目指す!