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明日22日に後楽園ホールで開催される日本タイトル挑戦者決定戦「最強後楽園ミリオンマッチ」、スーパーバンタム級8回戦、同級1位ジョナタン・バァト(36=カシミ)と同級2位久我勇作(25=ワタナベ)、ライトフライ級8回戦、同級1位久田哲也(32=ハラダ)と同級2位の山口隼人(27=TEAM10CONUT)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
ベルトを獲るために負けられない
この試合に勝って再びタイトル挑戦を目論む久我はリミットちょうどの55.3kgでパス。バァトの印象を「豪快だけど細かい技術もあるので注意したい。引き出しも多そうなので上手く対応したい」と語った。「前半は冷静に戦いつつ、途中からは巻き込まれてもいいので打ち合いをしたい。ただKOしようと力み過ぎないようにそこだけは気を付けたい」と必勝宣言した。
これが45戦目のバァト
石川県金沢市から乗り込んできたバァトは100gアンダーの55.2kgで一発クリアした。「ハードパンチャーの久我選手とスタートから打ち合いたい。ノックアウトでビックマネーを貰いたいね」とMVP賞金100万円を狙うと誓った。
左:山口 右:久田
第2試合に行われるライトフライ級8回戦、同級1位久田哲也(32=ハラダ)と同級2位の山口隼人(27=TEAM10CONUT)が対戦する。久田、山口ともにリミットちょうどの48.9kgパスした。
5試合連続KO勝ち中の久田
これが3年ぶりの3回目の最強後楽園出場となる久田は「後楽園ホールでまだ勝ったことがないので勝ちたい。ボクサー人生として大事な試合。相手は気持ちが強くてパンチを振ってくる。気持ちの面でも充実しているので、しっかり倒してMVPを狙います」と3度目の正直で結果を出すとした。
中盤に山場がありそう
これまで日本タイトルに2度挑んだ山口だが最強後楽園はこれが初出場となる。計量後に特製にんにくスープを飲み干した山口は「久田選手の試合映像はたくさん観てきた。パンチのあるファイターで打たせたら危険だと思う」と警戒心を強めたが、「打ち合いになっても負けない自信がある。普段はあまりKOしていないがMVPを獲るためにもKOを狙っていく」と強気なコメントを口にした。