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東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でタレントとしても活躍する元祖モデルボクサーの高野人母美(29=協栄)が明日19日、後楽園ホールで行われるノンタイトル55.6kg契約6回戦の前日計量に臨んだ。昨年11月の世界挑戦敗退から紆余曲折を経て1年ぶりのリングに上がる高野は、恒例の計量パフォーマンスにスポーツ下着姿で会場入りした――。
髪を自らバサリと切り落とした
すると7月の引退騒動のケジメをつけると鋏を取り出し、束ねた後ろ髪をバサリ。高野は「いろんな人に迷惑を掛けてしまった」と話し、負けたら引退の覚悟を示した。
ともにリミットでクリア
計量は対戦相手のワンダーガール・シットサイトーン(タイ)とともにリミットの55.6kgで一発クリア。対戦相手について高野は、「予想していた以上に長身だが、ミットと同じぐらいの高さなのでやりにくさは感じないはず」と印象を語り、「明日は1ラウンドKOで結果を出します」とKO勝利を誓った。
可愛らしい17歳
一方、今回が初来日となる17歳のタイ人は「タカノのことは知っている。実際に会ってもとてもキレイな人だった。背が高く強い選手だが、私もこの試合に向けて手の皮が剥けるほどのキツい練習をしてきたので、良い試合ができると思う。頑張ります」と気合いを入れた。
明日は倒して勝つ!
高野の引退を懸けた再起戦。ケジメをつけ、あとは結果を残すだけとなった。