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元WBO世界バンタム級王者、亀田和毅(25)の再起戦が15日(日本時間16日)、エドガル・マルチネス(28=メキシコ)を相手にメキシコシティで行われた。亀田はWBO王座を返上後、昨年5月と9月にWBA同級王者ジェイミー・マクドネル(30=英)に連敗、これが13ヵ月ぶりのリングだった。
戴冠試合と3度の防衛を含め計6度の世界戦を経験している亀田と、直近の9戦で2勝6敗1分のマルチネスでは地力が違った。亀田は13ヵ月のストレスを発散するかのようにスタートから飛ばした。右ストレートで脅かすと1分過ぎには左フックがヒット。これでマルチネスをキャンバスに叩きつけた。頭部を打ったマルチネスをみたレフェリーはカウントを数えることなく試合終了を告げた。KOタイムは1回1分16秒だった。
昨年9月以来の再起戦を鮮やかなKOで飾った亀田は34戦32勝(20KO)2敗。14年以降、日本のラインセンスを失効しているが、国内復帰に向けて動いているところでもある。マルチネスは33戦18勝(10KO)14敗1分。