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1日(日本時間2日)にメキシコで開催されるWBC女子世界フライ級タイトルマッチ、王者ジェシカ・チャベス(28=メキシコ)と挑戦者の藤岡奈穂子(41=T&H)の前日計量が行われた。藤岡が勝てば日本人男女通じて初の世界4階級制覇となる。
メキシコを沸かせる
計量はメキシコ・エカテペック市役所の前にある特設会場で行われ、300人の観衆が訪れた。藤岡は100gアンダーの50.7kgで一発パス。メキシコに到着して以来、地元の養護施設に訪問や公開練習、テレビ出演と連日ハードスケジュールをこなした藤岡。「今回は前回以上にイベントが多く、コンディションを整える余裕はありませんでしたが、計量も無事にパスしやっと試合をするだけになりました」とコメント。「4階級制覇がかかる試合だが、挑戦者としてまずは目の前にいるチャンピオンを倒して勝つ。それがすべてです。会場は満員と聞いているのでまたメキシコを沸かせてベルトを持ち帰ります!」と意気込みを口にした。
ジェシカ・チャベス(メキシコ)
一方、これがタイトル4度目の防衛戦となるチャベスはリミットちょうどの50.8kgでクリアした。試合は1日、23時(日本時間2日13時)頃から行われる予定だという。遠く離れたメキシコでの藤岡の快挙に期待したい。
計量は屋外で行われた