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明日1日の後楽園ホールで10ヶ月ぶりにリングへと復帰する元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(32=帝拳)が、比国フェザー級8位ガドウィン・トゥビゴン(比)と都内で行われた127ポンド契約8回戦の前日計量に臨み、リミットの57.6kgでパスした。
昨年12月の細野戦以来のリング
サウスポーの下田は昨年12月に日本フェザー級王者の細野悟(32=大橋)に挑むも僅差判定で敗退。その後、今月3日にIBF世界フェザー級挑戦者決定戦に出場する細野が7月に王座を返上し、先月24日に争われた決定戦を1位の林翔太(28=畑中)が制し初戴冠した。再び指名挑戦者に繰り上がった下田は、3ヶ月以内に林に挑戦することがアナウンスされている。
計量後の取材に応じた下田は再起戦の意識はないと切り出すと、「細かいことを繰り返し練習をしてきた。スパーリングを見てもボクシングの幅が厚くなったと実感している」と追い込んで練習をしてきた10ヶ月の成果に自信。「明日はタイトルに繋がる試合。冷静かつ淡々と自分の良さをだし、最後は爆発力でバッチリと決める。生まれ変わった下田を見てもらいたい」と意気込んだ。
中澤は57.1kg、ランディ・クリス・レオン(比)は56.7kgでクリア
また、フィリピン人選手を相手にフェザー級8回戦に出場する日本スーパーバンタム級13位の中澤奨(23=大阪帝拳)は、リミットの57.1kgで計量をクリア。今年3月にテイル渥美(渥美)に4回TKO負けし、デビューからの連勝が8でストップした中澤は、試合後に環境を変え東京・帝拳ジムでゼロから鍛えなおしたことを明かした。再起戦に向け、「明日は新たなデビュー戦。プロ初の後楽園ホールで生まれ変わった自分を見てもらいたい」と笑顔でコメントし、会場を後にした。