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24日(日本時間25日)、英国マンチェスターでWBC世界ライト級休養王者ホルヘ・リナレス(31=帝拳)と拳を交えるWBA同級王者アンソニー・クロラ(29=英)が、「リナレスは自分のペースで戦わせると手強い相手。だから最初から飛ばす」と策の一端を明かしている。
クロラは暫定王者のイスマエル・バロッソ(ベネズエラ)を相手にしての初防衛戦では前半を専守防衛に充て、相手のスタミナが切れ始めたのをみてスパート。ボディブローで7回KO勝ちを収めた。しかし、スピードのあるリナレス相手には同じ手は通じないだろう。クロラは「リナレスのことは高く評価している。カウンター・パンチャーとして技術レベルが高く、自分のペースで戦わせたら強いが、そうはさせない。スタートから飛ばす」と話している。一方のリナレスは「(クロラは)打たれ強くはないと思う。チャンスがあったらKOを狙う」と話しており、前半からスリリングな攻防がみられそうだ。リナレスは43戦40勝(27KO)3敗、クロラは38戦31勝(13KO)4敗3分。勝者にはWBCダイヤモンド・ベルトが贈呈される。