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明日19日(月・祝)、熊本・フードパル熊本で開催される「火の国ファイティング」のメインイベント、日本ミニマム級タイトルマッチ、王者の福原辰弥(27=本田F)と挑戦者の同級6位小野心(33=ワタナベ)の前日計量が熊本市内の病院で行われ、両者ともに無事に一発でパスした。
最初からガンガン攻めていく
これが2度目の防衛戦となる福原は100gアンダーの47.5sでクリア。小野の映像を観たという福原は「カウンターの上手いアウトボクサー。向こうのペースにハマってしまうとやりにくそう」と警戒したが「初回から攻めていき、10ラウンド戦うつもりでいく。流れで倒せたら」と意気込んだ。現在、WBO世界ミニマム級3位に位置している福原。8月20日に1位加納陸(18=大成)と2位高山勝成(33=仲里)のあいだで王座決定戦が行われたため、ランキング1位に昇格することが濃厚だが「まずは明日の試合に勝たないことには先に進めないので集中します」と約200人の応援団の期待に応えるファイトを見せると誓った。
全力でぶつかる
約1年ぶりの日本王座挑戦となる小野はリミットちょうどの47.6kgで秤を降りた。普段はライトフライ級を主戦場にしている小野だが「体調は良いしサウスポーともスパーしてきたので問題ない」と万全を強調。福原の印象を「思っていたより身長は変わらない」と語った小野は「ベルトも世界ランキングも全部いただくつもり」と敵地でのチャンスに静かに闘志を燃やした。