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昨夜のダブル世界戦から一夜明けた9月1日、4度目の防衛に成功したWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(29=ワタナベ)が所属先のワタナベジムで会見を開き、喜びを語った。
気が早いが次の試合が日本人対決ならば、誰との試合が見てみたい?
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走り込み合宿の成果が出た
重圧のかかる中、メインイベンターとしての役割を果たした田口は「ホッとしているのが一番」と安堵の表情を浮かべた。朝の7時に起きて試合の映像を観たという田口は「今回は終盤も足が動いたし、パンチもガードの上からだったのでダメージはない。ただ、もっと打ち合った方が盛り上がったと思う。KOができたら最高だったが出来は75点」といつもの試合より好得点を付けた。
良い内容だった
田口を担当する石原雄太トレーナーは「今回の試合は本当にコンディションが良かった。パンチの的中率などまだ伸びる部分があるので成長させていきたい」とさらに進化させていくと語った。
昨日の試合は90点だと渡辺会長
ワタナベジムの渡辺均会長は「河野が負けてしまい非常に残念だったが、昨日の田口は理想的な試合をしてくれた。再評価したい」と笑顔でV4達成をたたえた。今後に関しては「良い選手と試合をさせていきたい。いずれは統一戦も視野に入れている」とビッグマッチも考えていると明言した。
強い選手と戦いたい
昨夜は国内軽量級の名だたるトップ選手が観戦に来ていたが「少しは違った自分を見せることができたと思う。日本人でも外国人でもどっちが勝つかわからないような選手と戦って勝ち上がっていきたい」と飛躍を誓った。
ジャッジをしたスタンレー・クリストドロー氏と記念写真
激闘を制した田口は「とりあえず今はゆっくりしたい。ラーメンの食べ歩きやレンタカーでドライブなどをしたい」とつかの間の休日を楽しむと笑顔を見せた。なお、昨日のダブル世界戦の平均視聴率は5.8%、瞬間最高視聴率も関東圏で9%を超えた。