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前IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン(36=タイ)は、プロ解禁を受けて、いま開催中のリオデジャネイロ五輪に参加している。7日にはライト級初戦に出場し、ポイント勝ちを収めた。
1勝300万円以上の報酬にヤル気
アムナットはスイッチヒッターのイグナシオ・ペリン(アルゼンチン)と対戦。初回から右のストレートカウンターに活路を見出したアムナットは、ペリンとの距離が詰まっても、ムエタイ的な抱え込み技術で反則の注意を受けずに封じた。
8年ぶりの五輪で貫禄勝ち
2回はペリンが攻勢を取ったことで採点が割れたが、3-0のポイント勝ちを収めたのは、最終回を例によってやや無難に戦ったアムナットだった。
プロ世界王者時代のアムナット
勝者コールを聞いて、ユニフォームに刺繍されたタイ国旗にキスをしたアムナット。前日にはライトヘビー級で元世界ミドル級王者のハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)が出場したが、ポイント負けで敗退している。