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日本時間の日付が変わって間もない8月7日、ブラジルで開催中のリオ五輪ボクシング競技では、男子ライト級の成松大介がリングに上がり、ルイス・カブレラ(ベネズエラ)と対戦した。
日本からの応援団も多い
初回は相手のスタミナを削るためのもの。今大会の作戦をそう語っていた成松は、まずは公言通りにクリーンヒットよりボディ攻撃を中心に圧力をかけていく。それを迎え撃ったカブレラはロープ際まで詰まりながらもカウンターを合わせていった。初回の審判は3者ともカブレラを10対9で支持した。
2回を明確に取れず猛追した
2回に入ると成松がポイント稼ぎモードに移し始めたこともあって、お互いにカウンター狙いも増えていくが、成松は五輪初陣の硬さもあり、クリーンヒットを連発できない。カブレラも明確には失速せず、成松に小さなパンチを当てていった。ラウンド後半に成松渾身の左ストレートがカウンター気味に入り、審判は2者が成松を支持。
勝負は最終ラウンドに委ねられたが、さすがに参ってきたカブレラに、成松は力強いパンチを何度も打ち込み最終ラウンドを明確に取った。
勝負は最終ラウンドに委ねられたが、さすがに参ってきたカブレラに、成松は力強いパンチを何度も打ち込み最終ラウンドを明確に取った。
2回戦では米国代表と対戦する
採点は29対28で1者カブレラ、2者成松のスプリット判定。成松が初戦突破を決めた。
成松2回戦の相手を決める次の試合ではカルロス・バルデラス(米国)がベリク・アブドラクマノフ (カザフスタン)にポイント勝ち。バルデラスは頻繁なスイッチで強豪ベリクの距離感が狂ったところにパンチをよく当てた印象だったが、成松は、これを封じ込めるだけの前進をできれるかどうかの勝負になるかもしれない。
成松2回戦の相手を決める次の試合ではカルロス・バルデラス(米国)がベリク・アブドラクマノフ (カザフスタン)にポイント勝ち。バルデラスは頻繁なスイッチで強豪ベリクの距離感が狂ったところにパンチをよく当てた印象だったが、成松は、これを封じ込めるだけの前進をできれるかどうかの勝負になるかもしれない。