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日本プロボクシング協会(JPBA)と日本ボクシングコミッション(JBC)は5日、JBCがファイトマネーの2〜3%を徴収し試合で負傷した際に治療費として支給される「健康管理見舞金(健保金)」の積立金が不明瞭とされる問題について東京都内で会合を開いたが、合意には至らなかった。
2日前の協議では、浦谷信彰統括本部長が引責辞任する形で幕引きを諮るJBC側と大筋合意し、5日の会合後に共同声明を発表するとしていたが、この日提出されたJBCの合意案に協会内で意見が分かれ紛糾。3時間近くかけても意志統一を図れず、話し合いは物別れに終わった。JBC案に一定の理解を示したJPBA渡辺均協会長は引き続きJBCと協議を重ねるとしたが、まずは協会内のコンセンサスが必要とされる。