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IBF世界スーパーライト級3位の小原佳太(29=三迫)の世界挑戦が決定!4日、所属ジムで会見を開かれ、小原は9月9日(日本時間10日)にロシア・モスクワ市内で、王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)に挑むことが発表された。
三迫ジムで開かれた会見
小原は昨年11月、米国フロリダで行われたIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦を同級9位ウォルター・カスティーリョ(ニカラグア)と争い、ヒッティングで出血させるなど大きなダメージを与え試合を優位に進めたが、判定は引き分けとなり挑戦権を逃した。しかし、その後カスティーリョがIBFから指示された再戦を拒否し、小原に指名挑戦権が与えられた。
多くの報道陣が集まった
正式に決まった世界戦に小原は「いつ話がきてもいいように準備をしてきた。ロシアでの戦いは正直、不安も多々あるがジムを信頼するだけ。人生で一番大きな勝負。しっかりベルトを獲ってきます」と世界王座奪取を誓った。
SL級は勝てば平仲明信氏以来、24年ぶりの快挙
今回が2度目の防衛戦となる24戦24勝(21KO)の全勝王者については、「何戦か映像を見たが、ボクシングができるかと思えば荒々しいファイトもする。見た目以上に上手い」と評価。それでも「逃げるようなボクシングはしないので噛み合うはず。自分の長所である瞬発力を活かし、カウンターを合わせて倒したい」と自信を口にし、会見後は特別トレーナーの射場哲也氏(REBOOT)と熱のこもったミット打ちを披露し、好調さをアピールした。
小原が全勝王者に挑む!
6月にアメリカ合宿で実戦練習を積んだ小原は、今後は日本で調整を続け来月2日、敵地ロシアに乗り込む。