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29日(金)に後楽園ホールで開催された「東日本新人王準々決勝戦」は全9試合が行われ、10月4(火)〜5日(水)の準決勝進出者が決定した。
タオルが投げ込まれた
第5試合はスーパーフェザー級4回戦、利川聖隆(20=横浜光)と高島裕樹(29=宮田)が対戦。初回から中間距離でのパンチの交換となったが、ラウンド終盤に利川が左フックで先制のダウンを奪った。ポイントを取られた高島は打たれながらもワンツー・右アッパーで必死の反撃。しかし、利川は上下にコンビネーションで攻勢を続けると高島陣営からタオルが投入された。
利川聖隆(20)
2試合連続KOとなった利川だが「接近戦で手数は出たが最初にダウン取ったので安心して相手を見過ぎてしまった。内容的には満足していない」と喜びより反省を口にした。アマチュア14戦、高校時代にインターハイに出場経験があるという利川は「これからも気を抜かずにしっかり練習していきたい」 と初出場となる新人王トーナメントで一気に頂点を目指す。