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今年2月に東洋太平洋ウェルター級暫定王座に就いた元日本同級王者の高山樹延(29=角海老宝石)が、明日25日の後楽園ホールで正規王者ジャック・ブルベイカー(24=豪)との統一戦に挑む。両王者は24日に都内の日本ボクシングコミッションで行われた前日計量で初対面し、高山がリミットの66.6kg、ブルベイカーが66.4kgで一発クリアした。
全身タトゥーの正規王者
今回が2度目の防衛戦となる12戦10勝(5KO)1敗1分の正規王者は、初の海外戦にも「とても楽しみにしていた」と笑顔を見せ気負いはなし。暫定王者の印象について聞かれると、「元気そうだね。こっちも自信があるので明日は良い試合になると思うよ」と話し、この統一戦は自身のステップアップに繋がる試合だと付け加えた。
高山はいつも以上にモチベーションは高い
一方、昨年末に6度防衛した日本王座を返上しアジア制覇に打って出た高山は、まずは暫定の二文字を取ることが先決。10cmの身長差がある長身の正規王者を見て、「思っていたより身体が大きい。パワーもそれなりにあると思う」と警戒し厳しい視線を送った。それでも、この統一戦に懸ける思いはこれまで以上に強く、同門の日本スーパーライト級王者の岡田博喜やスーパーライト級世界ランカーの小原佳太(三迫)ら国内トップ選手と実戦練習を含む厳しいトレーニングを積んだ高山は、「やるべきことはやってきた」と手応え十分。「明日は絶対に勝つ!」と気合を入れた。