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[高山勝成 ニュース]2016.7.15

最先端トレの成果は!?

 8月20日(日)に三田市駒ヶ谷体育館で開催されるWBO世界ミニマム級王座決定戦に出場する4団体制覇王者の高山勝成(33=仲里)が、15日にケビン山崎氏が主宰するフィットネスジム、トータルワークアウト六本木店で最先端トレーニングを公開した。
今回はバッティング回避が至上命題
 高山はプロ野球選手をはじめ多くのアスリートを指導するケビン山崎氏のもと、今年3月から30日間かけて専用マシンを使いパンチの威力、体のキレを向上させる筋肉の使い方を学んだ。ケビン氏は特に昨年末のIBF世界戦を含め、これまで絶えずバッティングに苦しめられてきた高山の怪我を考慮し、打ち終わり時に突っ込みがちな頭の位置、重心移動を徹底的に修正。体に染み込ませるとともに理屈でも分かるようにと、時に声を荒げながらマンツーマンで高山と向き合った。
中出トレーナーもパンチ力の向上を実感
 この日、ケビン氏の集中トレーニングを打ち上げた高山は、今後は大阪に戻り中出博啓トレーナーの指導のもと厳しい実戦練習に臨む。これまでのトレーニングについて高山は、「力強さやスピードが増し、今後のスパーリングに向け完璧な準備ができた。自分が思っている以上に良くなっている」と自信を示し、ケビン氏と中出トレーナーも同様に手応えを感じていた。
時に厳しいケビン山崎氏
 王座を争う日本最年少世界王者記録(18歳9ヶ月10日)更新の期待が掛かるWBO同級1位の加納陸(18=大成)とは、3〜4年前からスパーリングで手を合わせてきた仲だが、高山は「彼がこの期間に積み重ねてきたものは凄いと思う」と短期間で世界戦まで登りつめた加納をリスペクト。「しっかり分析したい」と最大限に警戒したが、最後は「3月から準備を重ね早く試合がしたい、タイトルに飢えている。あのベルトは自分のもの」と意気込み、4団体制覇王者としての威厳をアピールした。
最後は気持ちが大事と高山

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