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和歌山県白浜町で15日、WBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)が7月20日の防衛戦に向けて恒例の白浜走り込みキャンプをスタートさせた。今回は2泊3日と通常より短いキャンプだが、同行している井岡一法会長は「短い日程やからその分内容は濃くなる」と厳しいキャンプを予告。今回のキャンプには同じく7月に2度目の防衛戦を控える東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛(26=井岡)と現在日本スーパーフライ級タイトルを5度の防衛を成功させた石田匠(25=井岡)、そして8月末、世界戦の噂がある元WBA世界ミニマム級王者で現在WBA世界ライトフライ級1位の宮崎亮(27=井岡)が参加している。
井岡一翔(27)
キャンプスタート前に会見に臨んだ井岡は「今日からまたスイッチが入る感じになると思います。会長には毎回メニューも色々考えてもらっていますし、信頼していますから信じてやるだけです。まあ、ここには死にに来てますからね(笑)」と気を引き締めた。
井岡一法会長
同行している井岡一法会長は「今回の一翔の相手は振り回してくる選手やから横の動きやとか砂浜でしっかり下半身鍛え直して充実させる。他の選手も試合が近いヤツはしっかりと厳しい内容の濃いキャンプにします」と語った。
山本隆寛(27)
7月の防衛戦を控える山本は「試合に向けてしっかりここで足腰鍛えて、しっかりKOで倒せるように練習して帰ります」と笑顔で答えた。
宮崎亮(27)
次戦、世界戦となることが濃厚な宮崎は「世界が見えてきているのでやっぱり気合は入りますね。決まるようにしっかりここで下半身を鍛えなおします」と決意を語った。
石田匠(26)
4月に5度目の防衛に成功した石田は「ここでしっかり走りきって、いつでも世界の話が来てもいいようにします」と意気込みを語った。