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[WBCランキング]2016.5.13

内山高志がWBC7位に

 WBCの最新ランキングが12日に発表され、WBA世界スーパーフェザー級王座から陥落した内山高志(ワタナベ)が7位にランクされたほか、OPBF東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛(井岡)、OPBFフェザー級王者の竹中良(三迫)がそれぞれ15位に入った。
ともに15位に入った山本と竹中
 また、15位以下ながら日本スーパーバンタム級2位の久我勇作(ワタナベ)が同級31位、WBCアジア・スーパーウェルター級王座を獲得したコブラ諏訪(ピューマ渡久地)が同級40位、ミドル級36位には日本同級6位の太尊康輝(六島)が名を連ねた。
 なお、引退を表明した前ライトフライ級王者の木村悠(帝拳)が11位から消え、バンタム級は8日の試合で初黒星を喫した松本亮(大橋)、フェザー級は先月16日の英国戦で2位ジョシュ・ワーリントン(英)に敗れた天笠尚(山上)が圏外に落ちた。
内山が緑のベルトを巻くのも見てみたい?
 2010年1月11日のWBA世界スーパーフェザー級タイトル初挑戦で、最終ラウンドにチャンピオンのファン・カルロス・サルガド(メキシコ)を倒してTKO勝利で王座についた内山高志(ワタナベ)は、6年3ヶ月間、WBCのランキングに名前が入ることはなかった。厳密にはWBAの世界挑戦が決まった2009年12月にはランキングから名前が削除されていたので、2009年11月に3位と評されて以来のWBCランキング入りとなった。通常、主要4団体とされる(WBA、WBC、IBF、WBO)のチャンピオンに関して、他団体はそれを尊重して、ランキング入りを見送る傾向にある。6年3ヶ月王座を守り続け、その間に11度の防衛に成功した内山高志。階級も同じスーパーフェザー級。ボディケアとメンタルの強さを裏付けるデータである。

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