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昨年11月、仙台ゼビオアリーナで世界挑戦に失敗した元WBA世界フライ級暫定王者の江藤光喜(白井・具志堅)が明日12日、後楽園ホールでスーパーフライ級超の116ポンド契約で再起戦に臨む。11日、都内の日本ボクシングコミッション事務局では前日計量が行われ、江藤は100gアンダーの52.5kgで一発クリアした。
また世界を目指すと決意
江藤が練習を再開したのは2月下旬。14年6月に東洋太平洋王座獲得後、世界戦であろうが次で負けたら引退と決めていたが、それを続行の意思が上回ったと話し、3月18日に生まれた長男の奏仁(みなと)くんからもパワーをもらったと笑顔を見せた。また、再起に向け世界戦で見つけた課題、「一発の強いパンチを当てることに向いていた意識を、流れの中でコンビネーションで倒す意識に変えた」とし、「今回は身体を上手く休ませながら調整することができた。闘志はあるが、必要以上の気負いはない。こんな感覚は初めて。これがどう生きるか楽しみ。勝つことが当たり前、その上で流れの中で自然に倒せれば、今回はジャブに注目してもらいたい」と明日を心待ちにした。
エスコビアは1回目で400gオーバー
一方、対戦相手のマイケル・エスコビア(比)は1回目の計量で400gオーバーし、2時間後の再計量でも200gの超過。サウナでも汗が出ず、これ以上は危険と判断された。よって両陣営合意の上、試合はこのまま成立する運びとなった。