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14日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ&DANGAN158」のアンダーカードでは65.0kg契約8回戦、IBF世界スーパーライト級3位・小原佳太(29=三迫)の世界前哨戦がペッダム・トーパランイーシップサーム(30=タイ)を相手に行われた。次戦に世界挑戦が予定されている小原が素晴らしい動きをみせた。
ワンパンチで決めた!
初回、小原は丁寧にジャブを突きながら右ボディを決めるとペッダムは圧力に負けて後退。そして2分を過ぎたところで小原の強烈な右ストレートがジャストミートするとペッダムは大の字にダウン。ピクリとも動かないのを見てレフェリーはノーカウントで試合を止めた。豪快なKO勝ちを決めた小原は、リング上でベルト獲りを宣言した。
キャリア初の1ラウンドKO勝ちとなった
ダメージを負うことなく試合を終えた小原は「あと1〜2ラウンドやりたかったが、ボディで倒すのではなく顔面にパンチを決めて倒せたのが良かった。ダウンを奪った右は感触があった」と感想を口にした。今夏に世界挑戦が内定の小原は「1試合挟むことができたのは良かった。判定ではなくしっかり倒す」とタイトル獲得に向けての意気込みを語った。来月の終わりからアメリカで2週間スパーリング合宿を行う予定だという。
小原には世界王者になってほしい
しばらく起き上がれず担架で運び出されたペッダムは「何をもらったか覚えていない。気が付いたら控室にいた」と呆然とした表情をみせた。
IBF王者トロヤノフスキー
小原佳太(三迫)の世界初挑戦はいつ、どこで開催されるのか。IBF王者トロヤノフスキーの動向に注目。