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WBO世界Sフライ級王者・井上尚弥(22)、OPBF東洋太平洋Sフライ級王者・井上拓真(20)の従兄弟でアマチュア5冠、井上浩樹(23=大橋)が28日の後楽園ホールでプロ第2戦のリングに立った。
2戦続けて初回KO勝ち
Sライト級6回戦で13戦7勝6敗のサルタン・シットプラカイファー(タイ)を迎えたサウスポーの井上は、開始からスピードと回転で格の違いを見せつけるとロープ際でアッパーを浴びせノックアウト。昨年12月のデビュー戦に続き初回KO勝ちを決めた。
次に繋がる試合をしたいとコメント
タイ人選手を一蹴した井上は「前回は緊張し体が硬かったが今回は手ごたえ十分」と会心の勝利を実感。今後は長いラウンドも戦いたいと余裕を見せた。
精細さを欠いた岡田
セミでは元日本Sフェザー級王者の岡田誠一(33=大橋)が日本ライト級10位のスパイス松下(32=セレス)と対戦。階級を上げてのランキング復活を目指したが、松下のヒット&ウェイの前にパワーファイトが潰され、三者三様のドロー裁定に。岡田は2年近く勝ち星から遠ざかってしまった。