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4日後と迫ったWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ内山高志2度目の防衛戦の挑戦者、同級5位ロイ・ムクリス(インドネシア)の公開練習が16日、ワタナベジムで行われた。
詰め掛けた報道人の前に姿を現したムクリスは練習前の会見に応じ、タイトルに掛ける意気込みを語った。
詰め掛けた報道人の前に姿を現したムクリスは練習前の会見に応じ、タイトルに掛ける意気込みを語った。
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まず最初に、初めての海外として日本に訪れたムクリスは「日本に来ることが夢でした。とても嬉しい。コンディションも良い。すぐにでも戦えます」と語り、今夏の異常な暑さも気にならない様子。続いて試合に向けて「内山は凄く強く、まるでバッファローみたいな印象があるが、前からしっかりと準備をしてきた。全力を尽くしてベルトを取る。インドネシア国民や7月に亡くなった義兄の前マネージャーの為にも勝って誇りを見せたい」と抱負を語った。
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すると、同席した義兄の夫人、現マネージャーのアンナ・テムジン氏が「亡くなった夫はムクリスがチャンピオンになることが夢だった。勝ったらベルトをお墓に供えたい」と涙を見せるとムクリスは「一緒に戦えずに悲しい。彼の為にも絶対に勝つ」と感極まり、床にひざまずき亡き兄に勝利を誓った。
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同じく同席した専属トレーナーのスタンラビン氏は、WBA世界フェザー級王者クリス・ジョンを育てたインドネシアの名伯楽で、ムクリスはクリス・ジョンの弟々子にあたる。そのスタンラビン氏は「内山がどのような選手かは把握している。作戦も用意している」と語り、当日は内山の戦いを見て試合を組み立てると明かした。
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2Rのスパーリングでは、ワタナベジムの練習生がパートナーを務め、アップライトのムクリスは左からボディと相手を見定め、最後は回転の良いラッシュも見せていた。
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