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13日、後楽園ホールで開催された東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦は、王者・山口直子(白井具志堅)が同級4位のペッチサイルーン・ルークサイコンディンを3回TKOで倒し、2度目の王座防衛を果たした。
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試合間近の今月4日には、挑戦者に予定されていた同級6位エディ・スミス(豪)がオーストラリアコミッションにより「王者・山口への挑戦許可を取り消す」と不可解な通達を告げられ、急遽OPBFが挑戦者に選出する事態となった。山口はこの事態にも動揺を見せず、試合は山口のワンサイドマッチとなった。2回に右ストレートでダウンを奪った山口は、3回には今度は左ボディでダウンを奪い、すぐさまたたみ掛けて3度目のダウンでレフェリーストップを呼び込んだ。
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格の違いを見せつけた山口は、勝利者インタビューで「もっと綺麗に勝ちたかったが、パワーで押し切ってしまった」と反省を口にするも、早いラウンドでの決着に「次回もっと強い選手と戦えたら、長く試合を見せられる」と余裕を見せた。
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試合後の会見では「KOを狙っているわけではないが、腕力に頼ってしまう。今後は自分の甘さも直して行かないと。世界はチャンスがあればいつでも戦いたい。具体的な話はないが、ジムには調子が良いとアピールしている。海外の強い選手とやりたい」と語り、具体的な名前は出さないものの海外のビックネームとの試合を希望していた。
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アジア最強の呼び声も高い山口。果たして世界の扉はいつ開かれるのか?