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11日、後楽園ホールで開催された「ダイナマイトパンチ&DANGAN156」のアンダーカードで元日本Sフェザー級王者(現同級5位)の金子大樹(27=横浜光)の再起戦が行われた。2014年は連敗を喫した金子だが、復活の狼煙を上げることができたのか?
ストップの瞬間
初回から金子が多彩な左で相馬を翻弄。接近戦を挑みたい相馬に付き合うことなくダメージを与えた。3ラウンドになると金子は左ボディでくの字にするが相馬も右ショートで応戦。このラウンド、左目上をカットした相馬は勝負をかけるが、金子は冷静に対処。4ラウンド、右ストレートで大きく顔を弾くとレフェリーは相馬を抱きかかえた。
笑顔をみせた金子
1年8ヶ月ぶりの勝利を飾った金子は「久しぶりの試合で緊張したが、今日は相手をよく見ながら試合をすることができた。最低限勝つことができたので今日はそこだけですね」と冷静に試合を振り返った。昨年、連敗を喫し、しばらくボクシングから離れて見つめなおしたという金子は「チャンスを作ってくれた会長に感謝している。自分の本来の武器を使いこなしボクシングを完成させていく」。「ここから良い流れを作れたのでまた日本王座を目指していく」とかつて自ら保持していた日本王座返り咲きを目指すと明言した。
まだやれたと相馬
「効いていないのになぁ」とポツリと呟いた相馬。「ジャブが強かった。もっと対応したかった。でも最後のは効いていない」と強がった相馬は「沼田トレーナーに教えてもらってまだ日が経っていなく成果が出ていないのでこれからも頑張る」と早くも前を見据えた。