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6日、神奈川・川崎市とどろきアリーナで開催された「ホープフルファイト」のセミファイナルは55.7kg契約8回戦、日本Sバンタム級3位・ 古橋岳也(28=川崎新田)対渡部大介(24=ワタナベ)が拳を交えた。両者とも再起戦となるがランカー撃破に闘志を燃やす渡部が積極的に攻撃を仕掛けた。
ランカー入りを濃厚とした
初回、強打の渡部が左フックで古橋の腰を落としポイントを奪取。しかし、粘り強い古橋は3ラウンドから接近戦を仕掛けボディから顔面へコンビネーションを決め反撃。ペースを取り戻したかにみえたが渡部も右ストレートを中心に抵抗。ラウンドを取ったり取られたりの難しい展開となり勝負は判定へ。有効打でわずかに勝った渡部が古橋を下しランカー入りを濃厚にした。
3ラウンドに目を痛めたという渡部は「途中で心が折れそうになったが、発破をかけてもらい持ち直すことができた。今回負けたら3連敗だし背水の陣で臨んだので勝ててうれしい」とホッとした表情。「相手は気持ちが強かったが地元の北海道からも観に来てもらって負けるわけにはいかなかった」と激闘を物語った。
3ラウンドに目を痛めたという渡部は「途中で心が折れそうになったが、発破をかけてもらい持ち直すことができた。今回負けたら3連敗だし背水の陣で臨んだので勝ててうれしい」とホッとした表情。「相手は気持ちが強かったが地元の北海道からも観に来てもらって負けるわけにはいかなかった」と激闘を物語った。
再び立ち上がると古橋
再起戦を勝利で飾ることが出来なかった古橋は「左中心でいこうと思ったがカウンターを警戒し過ぎてしまった。先手にこだわりすぎてしまった。不完全燃焼です」と唇を噛んだ。「まだ辞めるわけにはいきません」と早くも再起に目を向けていた。