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5日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」のメインイベント、WBCユースフライ級タイトルマッチ、王者・比嘉大吾(20=白井・具志堅)対OPBF同級15位・ロメル・オリベロス(19=フィリピン)が行われた。デビュー以来、8戦全勝全KOとパーフェクトレコードを更新中の比嘉がこれまでKO負けのないオリベロス相手にどのような試合をするのか視線が注がれた。
合計4度のダウンを奪った
比嘉は初回から重厚なプレスを仕掛け、ジワジワと距離を詰めるとボディにパンチを入れ体力を削りにかかった。2ラウンド、オリベロスも打ち合いに応じたが比嘉のパワーが上回り、回転のある連打でダウンをゲット。立ち上がったオリベロスに2度3度とダウンを追加。攻撃の手を緩めず一気に襲い掛かると4度目のダウンを奪い、レフェリーストップ。WBCユース2度目の防衛に成功した。
比嘉の成長に目を細めた
連続KO記録を更新した比嘉は控室で安堵の表情。「今回の試合はガードを意識しつつどう攻めるか心掛けた。練習通り最初から良い攻めをすることができた」と声を弾ませた。デビュー以来のKO勝ちを伸ばしたことについては「もっと長引くと思っていただけに倒すことができてうれしい」と素直に喜んだ。
会心のKO勝ちを見届けた具志堅用高会長は「良い出来だった。勢いのあるうちに出来るだけ早く日本かOPBF王座に挑戦させたい」と明言した。
会心のKO勝ちを見届けた具志堅用高会長は「良い出来だった。勢いのあるうちに出来るだけ早く日本かOPBF王座に挑戦させたい」と明言した。
比嘉は強かったとオリベロス
キャリア初のKO負けを喫したオリベロスは「ボディへのパンチより頭の裏側にもらったパンチが効いてしまいパニックになってしまった。(比嘉は)世界王者になるだろう」とサバサバした表情で勝者を称えた。