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大阪市内のグリーンツダジムで16日、IBFアジアライト級王者で東洋太平洋ライト級11位の闘将青木誠(36)、日本スーパーフライ級4位で東洋太平洋同級12位の奥本貴之(24)、日本バンタム級3位、東洋太平洋同級13位の川口裕(29)、そしてグリーンツダ期待の新人「エリートヤンキー」、東洋太平洋スーパーバンタム級11位の田中一樹(23)がそろって次戦発表会見に姿をみせた。奥本、川口、田中の3人の試合は4月3日(日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第二競技場)第1試合16時半開始。闘将青木誠は4月17日、同じ会場で東洋太平洋ライト級王者の中谷正義(26=井岡)に挑戦することが発表された。
本石昌也会長
会見の冒頭、本石昌也会長は「うちの興行は今回、ワールドチャレンジマッチと題し、CRASH BOXING vol.8で奥本はスーパーフライ級8回戦で世界ランカーのエクタワン・モー・クランペットンブリとスーパーフライ級8回戦、奥本に関しては2回連続のメインイベンターとして世界ランキング入りを目指してもらいます。セミファイナルでは東洋太平洋ランキングに入った田中が54.5kg契約8回戦、皆様ご存知の、元WBAフライ級世界王者のデンカオセーン・カオウィチット選手とチャレンジマッチとなりました。田中に関しては後1、2年じっくりと育てる予定です。元東洋太平洋バンタム級王者の川口ですが、元チャンピオンが6月くらいまで試合ができないとのことだったので、現在日本ランキング3位ということもあり3月に行われる決定戦後、指名権があるのでそちらに標準を合わせて行くことにしました。川口の次戦は54.5kg契約8回戦、対戦相手は多分タイ人になると思います。そして、36歳になった闘将青木は4月17日、真正ジムさんと井岡ジムさんの興行で4度防衛している絶対王者の東洋太平洋ライト級王者の中谷選手と試合が決まりました。この試合の1週間後に青木は37歳という定年を迎えます。負けたら強制引退となるこの試合で生き様を懸けた戦いに期待しています。何卒よろしくお願いします」と4選手の次戦を発表した。
奥本貴之
奥本は「この試合はステップアップのための試合だと思っています。今年中には、チャンピオンになって、ええ車に乗って、ええ時計はめて、毎日焼肉たべれるような贅沢な暮らしをしたいと思っています。倒すつもりで頑張ります」と目を輝かせた。
対戦相手はIBF世界フライ級13位もエクタワン・モー・クランペットンブリ(21=タイ)とスーパーフライ級8回戦。
対戦相手はIBF世界フライ級13位もエクタワン・モー・クランペットンブリ(21=タイ)とスーパーフライ級8回戦。
川口裕
川口は「前々回、防衛戦で負けてしまったんですけど、12月なんとか再起できて、勝ち方にも納得はしていないですけど、なんとか勝てて次につながったので、山本選手とできたらなと思っていたのですが、日本タイトルのチャンスが回ってくるということなので、なんとか切り替えて、次勝って、次の日本タイトル戦につなげたいと思っていますのでよろしくお願いします」と標準を定めた。対戦相手は未定。
田中一樹
元世界王者に挑戦する田中は「前回に続いて経験豊富な相手と組んでもらい感謝しています。元WBA世界王者でビックネームなので、前回の反省を生かして絶対勝ちます。警戒しているのは右フックを気をつけたいです。今は左のパンチとサイドの動きを強化しています」と語った。1月13日から1ヶ月間タイで合宿を張った田中は「また日本とは打ち方とかも違いますし、サイドの動きとかも練習してきました」と合宿の成果を語った。
対戦相手は元WBA世界フライ級王者のデンカオセーン・カオウィチット(タイ)と54.5kg契約8回戦。
対戦相手は元WBA世界フライ級王者のデンカオセーン・カオウィチット(タイ)と54.5kg契約8回戦。
闘将 青木誠
最後に定年前にビックチャンスが訪れた青木は「中谷チャンピオンは上手く、とても強いですが、僕は僕の人生、生き様を前面に出して勝ちにいきたいと思います。来週からまたフィリピンで試合の1週間前まで合宿をして試合に備えます。人生をかけて頑張ります」とラストチャンスに懸ける気持ちを語った。