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右拳の怪我から復帰し年末、一年ぶりの試合で初防衛に成功したWBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(22=大橋)が22日、横浜市内の所属ジムで本格的な練習を開始。報道陣を集め、今年は「防衛を重ねたなかで統一戦をしていきたい」と抱負を語った。
4人の受賞者を出した大橋ジム
この日は都内で2015年間優秀選手の選考会が開かれ、井上は同門の八重樫東(敢闘賞)、弟の拓真(新鋭賞)、宮尾綾香(女子年間最高試合)とともにKO賞を受賞。「1試合しかできなかったのに評価されて嬉しい」と喜んだ。
拓真とも研鑽を積む
改めて年末の防衛戦を振り返った井上は「試合までの期間に強化すべきことはしてきたし、今回はどこも痛めずに終えられた。相手のガードの上から倒したことでインパクトを残すこともできたと思う」と語り、すでに次戦に向けて父の真吾トレーナーと新しいトレーニングにも取り組んでいることを明かした。
精力的に動いた
その次戦について大橋秀行会長は、「WBOから指名試合を行うよう指示が来ている。4月か5月の国内が濃厚」と話した。
今年は海外進出にも期待!
昨年はアマチュアの頃から支えてもらった高校の同級生と結婚し、負けられない試合で圧巻のKO劇を見せた井上は「ボクシングだけじゃなく人として成長したい」と誓いを新たにした。