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神戸市内の真正ジムで7日、2階級王者の長谷川穂積(34)と元世界王者の多田悦子(34)がそれぞれ練習を公開した。12月11日(金)に神戸市中央体育館で長谷川は、1階級上のスーパーフェザー級世界ランカーのカルロス・アンドレス・ルイス・マチェカ(メキシコ)とフェザー級から1ポンドプラスの57.4kg契約10回戦、王座返り咲きを目指す多田は、同級5位のカレリー・ロペス(メキシコ)とIBF世界女子ミニフライ級王座決定戦に臨む。
長谷川穂積(34)
練習前に長谷川は「いつも通りに来ていると思います。先週、少し咳喘息になってちょっと寝るときに咳が出ますけど、ピークは越えたので大丈夫です。今回は100ラウンド切るくらいスパーしました。初心に帰ることをテーマに、何も考えずに楽しんでボクシングをしていた頃の気持ちでやれたらいいですね」と語った。体重もリミットまであと2kgということで順調な仕上がりを見せた。先週にはスパーリングを終えた長谷川はこの日、ミット打ち、バック打ちと1時間ほど汗を流すと最後はサウナルームで体重調整に入った。
多田悦子(34)
続いて多田は「ちょっと前に対戦相手が変わってまだ映像も見れてないですけど、相手めっちゃ大きかったですよ。ミニフライには見えなかったですね。でも、勝ちます。ここ神戸で勝ちたい。久しぶりのこの世界戦の感じ、緊張してきました」と笑顔で練習に向かった。多田もスパーリングを先週までで終えているため、ロープ飛びとミット打ちと軽めの調整に留めた。
山下正人会長
練習を見守った真正ジム山下正人会長は「スタートがちょっと遅れたけど、長谷川に関してはここまで上手く調整できてるんちゃうかな。バランスが良くなった、前に流れなくなったな。問題があるとすれば喘息の影響でスタミナかな、まあ、大丈夫やろ。えっちゃん(多田悦子)に関しては、パンチもついてきてるし楽しみやね。うちの女子の選手2人とスパーして2人ともの鼻の骨折ってるから。2人とも自信持って送り出すよ」とコメント。
決戦は12月11日(金)