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30日、後楽園ホールで開催された「ホープフルファイト」のメインイベント、ミドル級8回戦では日本ミドル級1位の西田光(28=川崎新田)がABCO・Sウェルター級6位ラーチャシー・シットサイトーン(タイ)と対戦。タイトル前哨戦と位置づけされた一戦で、西田はトップコンテンダーに相応しいパフォーマンスを見せた。
今年は4試合した西田
試合はラーチャシーが左で試合を組み立てようとするが、頑丈な西田は多少の被弾はするもののロープに詰め重たいパンチをボディに集め早くもペースを握った。2回にロープダウンを奪い、3回に粘るラーチャシーをコーナーに追い込んで連打でストップ。タイトル前哨戦をKOで飾った。
来年はチャンカン出場
来年のタイトル再挑戦が濃厚な西田は「進歩がなかった。もっと強弱をつけてメリハリのある攻撃がしたかった。ロープに詰めても回転がなく、攻撃が単調になってしまった」と自身が掲げる目標の高さから反省の言葉が口を突いた。それでも「来年は自分もお客さんもスッキリするような試合をみせます」と大舞台に向けて抱負を語った。