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18日、後楽園ホールで開催された「ゴールデンチャイルド ボクシング115」のメインイベント、フェザー級8回戦では、IBF・Sバンタム級11位の大竹秀典(34=金子)がサン・サックロン(タイ)と拳を交えた。「リングの仕事人」大竹が来年に弾みをつける試合を見せることは出来たのか――。
観客の期待に応えた
初回、慎重にジャブで様子を伺っていた大竹は、ワンツーを決め早くもペースを握る。冷静な試合運びを見せると中盤、プレッシャーをかけサンにダメージを与え、さらに得意のボディブローで追撃。チャンスとみた6回開始早々、ボディを効かせて一気に詰めて連打するとサンはしゃがみ込むようにダウン。レフェリーはすぐに試合をストップし、大竹が貫録のKO勝ちを飾った。
快勝に笑顔を見せた
「力まないことと細かいステップワークを意識した。練習していたことはまずまず出せた」と冷静に試合を振り返った大竹。「去年、世界戦に負けてから仕事の日数を減らしてもらって、その分練習に集中できているので成長している」と今の環境に感謝。「今はもっと実力を付けたいしそのためにすごく練習したい」と自らの強さをさらに追求する貪欲な姿勢を見せた。
金子健太郎会長は「去年の今頃よりスキルアップしているし良い感じに来ている」と大竹の成長ぶりに目を細め、「チャンスがあれば地球の裏側でも挑戦させたい。出来たら来年に世界再挑戦させられたら」と抱負を語った。
金子健太郎会長は「去年の今頃よりスキルアップしているし良い感じに来ている」と大竹の成長ぶりに目を細め、「チャンスがあれば地球の裏側でも挑戦させたい。出来たら来年に世界再挑戦させられたら」と抱負を語った。