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今月11日の後楽園ホールで開催される「ガッツファイティング」で、OPBF東洋太平洋女子Sバンタム級王者の高野人母美(28=協栄)の挑戦を受けるWBO女子世界Sフライ級王者ダニエラ・ベルムデス(26=亜)が、都内のジムで練習を公開した。
左は父でトレーナーのティト氏
ベルムデスは12年にWBA世界バンタム級暫定王座を獲得後、次戦で同Sフライ級暫定王座も獲得し2階級制覇を達成。翌年にはWBO世界バンタム級王座に就き、昨年1月に現王座を決定戦で制し獲得した。今回が2度目の防衛戦となる。戦績は22戦17勝(5KO)3敗2分。
3Rのミット打ちを披露
2日に来日したベルムデスは、長旅の疲れもなく良好なコンディションをアピール。初の海外戦にも「不安はない。私は海外で試合をすることが夢だった。日本で試合ができることがとても嬉しい」と喜び、キュートな笑顔を見せた。
身長差は問題ない
挑戦者の高野については「身長差(ベラムデスが165cm、高野が177cm)はあるが、何試合か映像を見てトレーナーの父と分析した。問題はない」と自信を示し、KO宣言は出なかったが「フットワークを使って距離を潰したい。練習してきたことをすべて出し、良い試合運びをして勝ちたい」と意気込んだ。
日本で良い試合がしたい
練習に移ったベルムデスは、父・ティト氏とのミット打ちを行い、キレのある連打を披露。フットワークにはそれほどのスピードはないが、上下にスムーズに打ち分け、手数で押すファイターといった印象を抱かせた。明日は挑戦者の公開練習が行なわれる。