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来月7日(日本時間8日)に米国でIBF世界Sライト級王座次期挑戦者決定戦に出場するOPBF東洋太平洋同級王者、IBF同級6位の小原佳太(29=三迫)が30日、試合地のフロリダ州マイアミへと発った。
どんな形でも勝ちたいと小原
成田空港の出発ロビーで囲み取材に応じた小原は、「ここまでこれるとは思っていなかった」と世界へ王手をかける一戦に高ぶる気持ちを押さえていた。また、これまでフィジカル強化に取り組み、背中や腹筋の筋肉量が増したそうだが、ウェイトも順調に落ち、気持ちに余裕が生まれたと万全のコンディションを強調。対戦相手の9位ウォルター・カスティーリョ(27=ニカラグア)に対しては、「プレッシャーのキツイ相手だが、先手を取りながら出てきたところを迎え撃ちたい」と戦術を描いた。
いい報告をしたいと三迫会長
小原にとっては初の海外戦となるが、同行する三迫貴志会長は「小原はいい意味で物事に動じない性格をしている。全米で生中継される試合で日本人の強さを見せつけたい。いい報告ができるように頑張ります」と期待を寄せた。
小原戦の4日前には、ロシアで王者セサール・レネ・クエンカ(アルゼンチン)対13位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)のタイトル戦が行われ、小原が勝てばこの試合の勝者に挑戦することになる。三迫会長は目前の試合に集中するとしたが、48戦無敗のクエンカに挑戦できれば話題になると僅かに鼻息も荒くなった。
小原戦の4日前には、ロシアで王者セサール・レネ・クエンカ(アルゼンチン)対13位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)のタイトル戦が行われ、小原が勝てばこの試合の勝者に挑戦することになる。三迫会長は目前の試合に集中するとしたが、48戦無敗のクエンカに挑戦できれば話題になると僅かに鼻息も荒くなった。
いざマイアミへ
現地時間7日の米国ラスベガスでは、東洋大ボクシング部の一年先輩の村田諒太(29=帝拳)が、小原と同じく米国デビューをはたす。試合が決まり連絡を取り合ったことを明かした小原は「場所は違うが楽しみ。村田さんにしっかりとついていきたい」と満面の笑顔を見せ、機上の人となった。