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7月のOPBF東洋太平洋Sフライ級王座決定戦を制し、5戦目でのタイトル獲得をはたした井上拓真(20=大橋)の初防衛戦が決定。12月29日(火)に東京・有明コロシアムで開催される兄・尚弥(22)と同門の八重樫東(32)のダブル世界戦のアンダーカードで、同級1位レネ・ダッケル(24=比)を迎えることになった。
20日に都内のホテルで開かれた世界戦の発表会見に同席した拓真は、V1戦に向け抱負を語った。
20日に都内のホテルで開かれた世界戦の発表会見に同席した拓真は、V1戦に向け抱負を語った。
しっかりと走り込めていると拓真
これまで3度来日している指名挑戦者のダッケルは、WBCユース同級王座をはじめ地域タイトルを獲得してきた実力者。戦績は21戦15勝(5KO)5敗1分で、距離を取っては鋭く踏み込み、強打を振り回すのが特徴だ。父でトレーナーの真吾氏は「相手のボクシングを上手く殺してくるので、距離を支配して打ち終わりを狙いたい」と戦略の一端を明かし、拓真も「前回は課題も残ったが、12ラウンドを戦ったことは自信になった。期待を裏切らないようにしっかり練習をして、結果を残したい。より攻撃的なボクシングでKOを狙いたい」と意気込んだ。また、デビュー以来の拓真の成長を実感するという大橋秀行会長は、来年には世界挑戦をさせたいと期待を寄せた。
兄弟世界王者誕生も近い