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第72回東日本新人王準決勝戦が24日(木)、後楽園ホールで開催された。ミニマム級からミドル級まで全12階級で試合が行なわれ、勝ち名乗りを受けた12名が11月3日(火)の後楽園ホールでの決勝戦にコマを進めた。
三浦がダウンを奪う
今年も激戦区となったSバンタム級を勝ち上がってきた梶龍治(19=帝拳)と三浦仁(21=三迫)の試合は、序盤から鋭いパンチの応酬となったが、初回に三浦が右ストレートでダウンを奪いペースを握った。しかし、このままで終わらせない梶は圧力をかけながらワンツーでポイントを挽回。その後、激しい主導権争いが繰り広げられたが、4ラウンドに三浦がジャブで突き離し勝利を印象づけた。
激戦区制するまであと一歩
強敵を下した三浦は「1ラウンドに奪ったダウンは加藤トレーナーが立てた作戦通りに打ったパンチ。倒そうと力が入ってしまったが、先輩の声がよく聞こえたので途中から冷静になれた」と試合を振り返り、「雑になったところを相手に突かれてしまった。(梶は)圧力が強く、最後まで気を抜けなかった」と反省をすることも忘れなかった。
石川元希に注目
Sフェザー級は、ここまで5戦全勝のサウスポー石川元希(22=M.T)の強打が炸裂! ジャブの差し合いとなったが、ラウンド終了間際、いきなり打ち抜いた左ストレートが決まりワンパンチKOで決勝進出を果たした。
石川は6戦全勝4KOで決勝に進出
これで2試合連続1ラウンドKOの石川だが、「最後に決めた左は手ごたえがあった。ただ、今後のためにももっと長く戦ってみたかった」と務めて冷静。「前回の試合からとにかく風邪に気を付けてベストコンディションで臨んでいる」と好調の原因を挙げた。「決勝戦の相手もどっちが出てきても強いことは間違いないので明日、偵察に行きます」と早くも明日に目を向けていた。
東日本新人王準決勝戦は、明日も18時から後楽園ホールで行われる。
東日本新人王準決勝戦は、明日も18時から後楽園ホールで行われる。